10月2日(日)のとんとんとん💕
50名ほどのお客さんにお越しいただきましたが、運動会疲れか、子ども連れのお客さんが少なく、いつもより静かな商店街でした😌
それでも、『とんとんとん食堂』には、初めましてのお客さんにお越しいただいたり、五島理事長はじめ青山21のグループホームの皆さんがお昼ご飯にいらして頂いたりと、楽しく過ごさせて頂きました。
支給いただいた食材を用いて「フードバンク とんとんとん」も大盛況でした😆
『認知症のいろいろがわかるお店』では、山内著『認知症との向き“愛”かた』から「長谷川式検査をあらため考える」のお話をさせて頂きました…認知症の方にとって検査の持つ“侵襲性”、笑顔と自信を取り戻させる工夫、こんなことまでわかる、などなど、専門職の方から勉強になったと評価いただきました✨
午後からの『まちなか保健室』には2組のお客さん😊
ひと組は、お母さんの認知症の症状への相談をお受けし、「認知症の初期はお金に関する執着がより強くなりこと」「そのため家族管理が難しいことが多いこと」「再発行という制度があるということは…カードや財布、通帳は失くするもの! 失くした時にすぐに連絡できるように持参しているものを写真を撮っておいてください」とお伝えし、ケアマネさんとの付き合い方についても助言させて頂きました。
もうひと組は…
現在、「入院中のお父様を退院させてご自宅に連れて帰りたい」「そして、最期になるだろう誕生日を家族みんなでお祝いしたい」とのこと。
山内からは、まずは、数日間の試験外泊を提案しましたが、コロナ禍で病院から許可が出ないとのこと!?でした…なしか!?
お父様は入院前、毎朝目覚めると、「ここはどこ?」と娘さん達に聞かれて、「〇〇さんのお家ですよ」というと「ああ、良かった」と笑顔になられていたそうです。
ご家族は「入院を続けても治し続けることはできないこと」「必ず訪れる最期を父が大好きな自宅で一緒に自然に迎えたい」とのご希望でした。
山内からは「覚悟さえあれば、どんな状態でも家に帰れること」「ご自宅で良い時間が過ごせるように、在宅チームで全力でサポートさせて頂きます」とお伝えすると、ホッとされていました。
早速、明日、入院中の地域連携室と当院の地域連携室の間で退院に向けた調整を進めることになりました。
もう一つ、嬉しいことがありました。
今年の4月にご自宅でお看取りさせて頂いた方の奥様と娘さんが、「とんとんとん食堂」を訪ねて頂きました。
とても仲の良いご家族でしたので、その後のことがずっと気になっていました。
「晩ご飯、気がつくと3人前作ってしまうんです」との奥様の言葉に、思わず胸が詰まりました。
私からは『とんとんとん健康体操』(毎月第2日曜日11:00-11:40)へのご参加をオススメしました。
まちなかにこのような場所があることの意味を、またひとつ教えて頂いたように思います。
そんなこんなで、充実した日曜日を過ごさせて頂きました。
関わって頂いた皆さんに感謝いたします🙇♂️